相関表   戻る
●はじめに
 月読帝國は大まかに言って5つのグループに分けることができます。
 物語を作成する方々の為にご紹介。
 よければ参考にしてやってくださいw

 ○大まかなグループ
  1 皇府
  2 政府
  3 精霊
  4 冒険者
  5 国民

 ○その役割
  1 皇府
    ・精霊との交渉府
    ・冒険者関係の公的機関
  2 政府
    ・帝國国内の為政
    ・他国(異世界)との外交
    ・国家国民の保護
  3 精霊
    ・国民の衣食住の保障
    ・冒険者への保障
    ・異世界のゲート管理
    ・皇府、政府の監視
  4 冒険者
    ・皇府の依頼の達成
    ・政府の依頼の達成
    ・精霊の依頼の達成
    ・依頼をこなす事によって精霊を活性化させ
     その結果、精霊から恩恵を全てに行き渡らせる
  5 国民
    ・人材のプール
    ・国民が安定した暮らしをする事によって社会の安定
    ・国民が学ぶ事によって各方面に役に立つ人材が生まれる

 ○既得権
  1 皇府
    ・権威
    ・精霊との交渉権
    ・冒険者関係の施設その他の運営権
  2 政府
    ・権力
    ・立法権
    ・行政権
    ・司法権
  3 精霊
    ・皇府への監視権/解散権
    ・政府への監視権/解散権
    ・異世界のゲート管理権
    ・全てへの要求権
    ・エナジーの取得権
  4 冒険者 / 5 国民
    ・精霊からの恩恵の享受権
    ・精霊からの監視を受けない権利
    ・皇府、政府からの要求に対する拒否権(秩序の許す限り)
    ・自由行動権(秩序の許す限り)


●皇府
 月読帝國では権威を皇帝へ、権力を政府へと分割する事によって政治の暴走を防いでいる。
 (精霊の監視によって暴走はありえないのであるが一応)
 政府とは別に皇帝の施設があり、選りすぐりの面子によって固められている。
 宮廷のメンバーになることは帝國におけるステイタスであるのだ。

 皇帝の仕事は精霊が持ってくる依頼を冒険者に割り振る事。
 精霊の都合により精霊との交渉権は皇府にしかない。

 冒険者関係の公的機関の殆どは皇府に属している。

●政府
 月読帝國の政府。
 月読帝國にある五軍(陸軍、海軍、空軍、術軍、唯軍)の中の一つである「唯軍」が政治を行っている。
 これは軍事政権という訳ではなく江戸時代の「幕府」から世襲制を抜いた形と思ってくれれば良い。

 人の本質は悪であると言う「性悪説」で法を作り、
 人の本質は善であると言う「性善説」で運用する。

 群雄割拠する外部魔法生物との戦いや国民のより良い生活の為に奔走する毎日である。

 精霊によって開かれた異世界との外交も政府の仕事である。

 精霊の監視を受ける以前は立法、行政、司法の三権が分立してたり、様々な法整備がしてあったが、結局の所人間のする事なのでいくらルールで縛っても「抜け道」があった。
 精霊の監視を受け入れる事により、また、精霊の監視があると言う事を念頭に置くことにより、不正や汚職は発生しなくなった。
 それゆえ、立法、行政、司法を握っていても暴走は起きていない。

●精霊
 この世界の創造主にして大自然の保護者。
 冒険者や自然からエナジーを受け取って生を得ている。

 異世界とのゲートを管理し様々な異世界と交流をとる。
 詳しくは他国について勇者派遣にて。

 極めて公正で潔癖な思想を持っている上に、神懸りな能力を有している為、精霊に監視されている政府は不正や汚職などという事は一切行えない。
 政府は監視されているものの国民は監視の対象外の為、国民生活に窮屈さは無い。
●冒険者
 精霊、帝國、国民の依頼を受けて報酬を得る人々。
 国民の一割近くが冒険者である。
 (総人口約202万人/冒険者約18万人)
 冒険者が精霊の依頼をこなす事により、精霊が活性化し、精霊の恩恵により国民に衣食住が供給される。
 いわば冒険者は帝國の要である。
 また、異世界からの移住者の殆どが冒険者になっている。

 この冒険者システムが確立してからは国民が飢えや貧困になったことは無い。
 (1800年前に冒険者が依頼を受けて働くと言う、冒険者システム確立。1592年前に冒険者システムに精霊の依頼が入り、精霊によって恩恵がもたらされる新冒険者システム確立)
●国民
 月読帝國の国民。
 冒険者になったり、政府で働いたりと様々。
 精霊の恩恵により生活における不自由が無いため、優雅に暮らす。
 学問や芸術、出版や芸能などなどが多く繁栄している。

●預局
 何か問題があった時「どの省庁の管轄」で「どの省庁の責任」かを決める事で揉め、対応が遅れてしまう場合や無駄が発生する事がある。
 そういった事態が起きないように出来たのがこの「預局(よきょく)」である。

 預局はとりあえず「問題を預かり」他省庁と連携をとりながら問題の解決を図る。
 問題が解決、または目処が立った後にじっくりと責任問題や管轄を処理する。
 国民が政府に宛てる問題は勿論、政府が政府に、政府が国民に宛てる問題も受け持つ。

 本来は問題が「たらい回しになりそうになったらこの局に回す」と言う目的で作られたが、現在では「とりあえず預局」と言う感じになっており政府と国民の良き窓口となっている。
 子供同士の小さなイザコザや出産育児の悩みと言う身近な事から政治経済の相談まで幅広く受け持ってくれる。

「よきょく」は言い辛い為、短く「局」とか「24号室」とか言われたりする。
 24号室は預局の本拠地の施設の名前が「公的施設第二十四号棟」だった為(現在の名は預局本部)。
 何故に「室」なのかは不明である。

●補足
・皇府、政府、冒険者、国民は人間だけでは無く多種多様の生物である。
 亜人間、魔法生物、魔族、異世界人、等々。
・帝國に存在するが上記に当てはまらないのは「魔法によって動く土人形や木人形」で、思考を持たず大体1〜7日で消える(消える度に魔法使いが再構成する)。
 主に重労働を従事させている。

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