勇者派遣   戻る
 ここを読む前に、こちらをご覧になり→「他国について」
 月読帝國が他の「異世界」と精霊を介して行き来している事を念頭に置いて下さい。

 精霊がやっている事業(?)の中に「勇者派遣」と言うものがある。
 どういう訳か精霊達は各異世界に定期的に訪れる「魔王」の存在を非常に不快に思っており、撲滅に力を注いでいる。

 まず、どこかの異世界に魔王が発生したら3年ほど様子を見る。
 3年立っても「勇者」が出現する気配が無い場合、帝國の冒険者から適任者を選び、勇者を育てる役目「勇者育成任務」を持って、その世界へ派遣される。

 「勇者育成任務」が実行されてから7年(魔王発生から10年)経っても勇者が出現&育たない場合、さらに精霊は帝國の冒険者から適任者を選び、勇者そのものを派遣する「魔王討伐任務」が発動される。

 この選ばれる冒険者は只単に強い冒険者が選ばれる訳では無い。
 各「異世界」はその名の通り常識が違ったり法則が違ったりする「異なる」「世界」なので、それに適合する冒険者が派遣される。
 過去Lv1で派遣された冒険者も少なくない。
 それ故、精霊は様々なタイプの冒険者が月読帝國で育つ事を強く望む。

 魔王は毎年10〜50世界ぐらいで出没しているそうだ。


 ※この派遣には異世界の能力調整・補正(「他国について」参照)も考慮されて派遣されます。

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