､_　　＿
　　　　　　 ｨ-‐ ` Y　＜＿＿
　　　＿≦―'´＿＿ _二z<＿
　　　 ＞ヾ ￣, -‐　´￣｀┴＜
　 ＜戈､　Y　 /　　　　　　　　＼　　　　善意。。。か。
　　　 >{　/ 　 l,　､　,　　,l_ 　 ､　ヽ
　　　|　ゝ{　　 l｀寸寸T ハT7 } ,､ l
　　　∨ヾﾊ ∨ゝ　（●）　（●）|ハ|
　　　　　　ヾi∨|　　　　 ,　　 |´
　　　　　　　ヽT､,_　 ―　 _ ノ
　　　　　 　 　 |　lヽ::ニヨ7l
　　　 　 　 　 └l´:::／ヽ |`



　　　　　　 　 , : ´ ￣｀゛ ::　.
　　　　　　 ,:::人::':::::::::::::::::::::::::＼
　 　 　 　 .::::{:;o）,::::::::,:::::::､:::::､:::ﾞ:.　　　　どしたんよ？
　　 　 　 .|:::::i゛´:|i:::::_||::::::_|:::::,|iﾞl::ｌ
　　　　　 |:::::|::::::|（≡）　（≡)|::::|::|　　　　
　　　　　 |:::::|:::::_| 　 　 ,　　 j:::::| ｀　　　　γ´￣￣｀ヽ
　　　　　 |:::::|:´:|､_　　-‐ _ノ:::i ｀　　　　　 ｌ　いやね
　　　　　 |:::::|:::::{´ ヽヽil､:::|:::::|　　　　　　 ヽ、＿＿_ノ
　　 　 　 |:::::|:::::| ヽ.　// ',:|:::::|
　　 　 　 |:i|:|:::::| 　 |┴─i:|:::::|
　　 　 　 |:||:|::,i'l 　.|.＿＿||,､i'|
　　 　 　 || |ッ',_＿|:┴─ｲヽ.

　　　　　　　,_　 　＿
　　　　　､-ー'｀Ｙ ＜,__＿　　　　　コラムを書く前に、ウォーミングアップに
　　_＿≦ー`__＿　_二ｚ<＿　
　　＞ ７ ￣､-‐ ´￣｀'┴＜　　　　小説などのオープニングを考えてみてたのさ。
　＜之′Ｙ´／ 　　　　　　　＼
　　 >{　 ,' 　|､　,　,.　 ,.l　　, 　 ﾞｉ　　　　γ´￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　|　!､{　　| 寸寸T　ハT７} ｨ, ｌ　　　　 ｌ　オープニング？
　　′Ｊﾞｉ, ﾞｉ ﾞｉ　（●）　（●）| ハ|　　　　 ヽ、＿＿＿＿＿＿_ノ
　　　　　ﾞｉ|ﾞｉ'(1　　　 , 　 　|
　　　　　ﾞｉTィ.,_ ∩　/777ノ　　　　　　頭が温まったら続きは作らない小説。
　　　　　　│「（丶_//// l　　
　　　　　　└l´::ヽ　 ／ ¨　　　　　　　　　 γ´￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ　はあ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ、＿_ノ

　　　　　　　　　　　　　 ＿　 　_,
　　　　　　　　　　　＿__,＞ Ｙ´'ー-､　　　　　むかしむかし。あるところに、
　　　　　　　　　　＿>ｚ二_　＿__`ー≧＿_　
　　　　　　　　　　＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜　　　　メゥリリー族の国がありました。
　　　　　　　　 ／　　　　　　　 ヽ ｀Ｙ′之＞
　　 (⌒'Ｚ 　 /　 ,　　l、　、 ,　､ |　 ヽ　}< r-＾)　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　 　 ',　 '( 　 ｌ ,ｨ {７Tハ　T寸寸 |　　}ノ /::::/　　　　　　 ｌ　またメゥリリーか
　　　 ＼:::＼ |ハ |（●）　（●）　/ / ,/ﾚ′:/　　　　　　　 ヽ、＿＿＿＿＿＿_ノ
　　　　　＼:::＼ `| 　　ヽ 　　　「)'/|/／::,.ｲ
　　　　　　　ヽ:::ヽヽ､_ 　― 　_,.ィT::::::／　　　　　ある日の事、
　　　　　　　　ヘ:::｀l 7Eニ::ィ1::|::::::／
　　　　　　　　　｀ヽ:::'ｲ／ヽ::::'::::::/　　　　　　　　この国に人間に追われた巨人族がやってきました。
　　　　　　　　　　　｀ i´￣ ｀ヽ:::|
　　　　　　　　　　　　j| 　 　 　Y


　　　　　　 　　 ＿　 　_,
　　　　　 　＿__,＞ Ｙ´'ー-､
　　　　 　＿>ｚ二_　＿__`ー≧＿_　　　巨人族は言います。
　　　 　　＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
　　 　 ／　　　　　　　 ヽ ｀Ｙ′之＞　　　　「どうか住むところを分け与えてください」
.　 　 /　 ,　　l、　、 ,　､ |　 ヽ　}<
　 　 ｌ ,ｨ {７Tハ　T寸寸 |　　}ノ　|　　メゥリリー族の長は
　 　 |ハ. |（●）　（●） / / ,/ﾚ′　　　
　　　 　 `|　　 ヽ　　　 「)'/|/　　　　　　　　「それはお可哀想に。○○の土地を与えましょう」
　　 　　　ヽ､_　へ　_,.ィT/
　　　 　 　 ／||￣　||　丶
.　　　　　 / .,_|L＿,｣|__, 　',　　　　　　……てなのを考えた時に、ちょっと思ったわけ。
.　　　　　 |　 !　　　　　i 　|
　　　　 　 i　└ ､　, -┘　|　　　　　　　γ´￣￣｀ヽ
　　　　　　ゝ-― '　ー― '　　　　　　　 ｌ　ふむ？
　　　　 　　/　　＾｀　　　ﾍ　　　　　　　 ヽ、＿＿_ノ
　 　 　 　 /　　　 　 　　　＼

　　　　　　　　　　　 ＿　 　_,
　　　　　　　　　＿__,＞ Ｙ´'ー-､
　　　　　　　　＿>ｚ二_　＿__`ー≧＿_　　　　「あなたたちの強靭な肉体が必要です。
　　　　　　　　＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
　　　　　　 ／　　　　　　　 ヽ ｀Ｙ′之＞　　　　肉体労働を提供してくれるならば、
.　　　　　 /　 ,　　l、　、 ,　､ |　 ヽ　}<
　　　　　 ｌ ,ｨ {７Tハ　T寸寸 |　　}ノﾍ　））　　　　○○の土地を与えましょう」
　　　 （（　,ﾍ, |（●）　（●）　/ / ,/　/
　　　　　　'､ `| 　　ヽ 　　　「)'/|/　/
　　 　 　 　 ＼ヽ､_ 　― 　_,.ィT/=/　　　　ってやったらどうかと。
　　　　　　　　<　l 7Eニ::ィ1　 　 〉
　　　　　　　　　ゝ'ｲ／ヽ::::｀ ､ ／　　　　　γ´￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 i´￣ ｀ヽ::|　　　　　　　 ｌ　あら。打算的
　　　　　　　　　　j| 　 　 　 <　　　　　　　ヽ、＿＿＿＿＿_ノ
　　　　　　　　　／　　　 ヽ　 ＼


　　　　　　　　 ＿　 　_,
　　　　　　＿__,＞ Ｙ´'ー-､
　　　　　＿>ｚ二_　＿__`ー≧＿_　　　うん。
　　　　　＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜　　　
　　　 ／　　　　　　　 ヽ ｀Ｙ′之＞　　たしかに打算的になったけどさ、
.　　 /　 ,　　l、　、 ,　､ |　 ヽ　}<
　　 ｌ ,ｨ {７Tハ　T寸寸 |　　}ノ　|　　　　巨人族にとってはどうかな？
　　 |ハ |（●）　（●）　/ / ,/ﾚ′
　　　　 `| 　　ヽ 　　　「)'/|/　　　　　　　心情を察してみると、どうかな？
　　　　　ヽ､_ 　― 　_,.ィT/
　　　　　　 ／ Eニ::ｨ -､ |
　　　　 　/::::;／ ヽ:::/:::/'::
　　　　　/:::/へ ヘ/::::/:::
　　　　 /:::::＼ ヾミ::::/|:::
　　　　（;;;;／| ＼;;;;ノ/:::
　　　　　　 /　　　　〈:::


　　　　　　　　　　　　 　 　 　　, - ─‐ - ､.
　　　　　　　　　　　　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::｀ヽ、　　　……。ああ。なるほど。
　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　 .,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　「可哀想に」だと、正直辛いですね。
　　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::/!::::::::::::::::::::､::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　l:::::::::::::i/i:::::::::::::::::::::ﾊ:::|::::::::!
　　　　　　　　　　　　　|l:i::::::::i/.|_::_l_:::::_|_::::|zi:|::::::::|　　　それなら
　　　　　　　　　　　 　 |::l::::::::|ﾟ●ｿ`　　 'ﾟ●ｿ!:::::::::i
　　 　 　 　 　 　 　 　 l:::|_:i|:::|ﾞ¨ ´　　 　 ﾞ ¨´|_::li::_|　　　「あなたが必要だから雇ってやる」
　　　　　　　　　　　 　|:::::l:::::::!　　 　丶 　　　|:::::|:::!
　　　　　　　　　 　 　 l::::::|::::::|＼. 　 ‐‐ 　 ／i:::::l::l　　　　って言われた方が心が軽い。
　　　 　 　 　 　 　 　 l::::::l:::::::lヽ.l＞､. _ .イ_l:::::i:::::l:|
　　　　　　　　　　　　l::::::l:::::::l 　 ヽ､　　 ,//!:::::l::::l!l
.　　　　　　　　　　　 l::::::l::::::::|.　 　ヽヽ／/　!::ﾊ::::l:|
　　　　　　　　 　 　 l:／|:::::::::ﾄ、　　 ヽ／　 .l:::l l::::ﾄ､　　　こう、みじめさが違うというか。
　　　　　　　　　　　/　/::::::ﾊ:! .ヽ　　/ 　 　 |:::| l:::l　 i
　　　　　　　　　　 ,'　 l::::::/　l!　 ヽ. / 　 　 /l:::! !i|! 　l
　　　　　　　　　　,' 　 |!|::l　 　 　 ∨ 　 　 ,'　l:l　l.l! 　 !
.　　　　　　 　 　 ,'ヽ、.i::l::l| /　 　 / 　 　 ,' 　|:|　!| /　|
　　　 　 　 　 　 ,'　　ヽ|:l!:/ 　 ／　　 　 ,'　　i::i　l/　　|



　　　　　　　　　　 　 ＿　 　_,
　　　　　　　　　 ＿__,＞ Ｙ´'ー-､
　　　　　　　　 ＿>ｚ二_　＿__`ー≧＿_　　　　そう。
　　　　　　　　 ＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
　　　　　 　 ／　　　　　　　 ヽ ｀Ｙ′之＞　　　人間に追われて、追われた先で、
.　　　　 　 /　 ,　　l、　、 ,　､ |　 ヽ　}<
　　　　 　 ｌ ,ｨ {７Tハ　T寸寸 |　　}ノ　|　　　　お情けで居候させていただく。
　　　　 　 |ハ. |（●）　（●） / / ,/ﾚ′
　　　　　　 　 `|　　ヽ 　　　 「)'/|/
　　　　　　　　 ヽ､_　―　_,.ィT/
.　　　 　 　 　 　 ／||￣　||　丶　　　　　　　……みじめだねぇ。
　 　 　 　 　 　 / .,_|L＿,｣|__, 　',
　 　 　 　 　 　 |　 !　　　　　i 　|
　 　 　 　 　 　 i　 l　　　　　| 　l
　　　　 　 　 　 l　 l　　 　 　| 　l
　　　　 　 　 　 l 　l　　,,.　　l 　l
　　　　　 　 　 ∧_ｊ 　,,,,_,, 　l_.丿
　　　　　　 　 /　　　 　 　 　 　 ＼


　　　　　　　 ＿　 　_,
　　　　　＿__,＞ Ｙ´'ー-､
　　　　＿>ｚ二_　＿__`ー≧＿_
　　　　＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜　　　んでも、これが今の日本の雇用だとおもう。
　　 ／　　　　　　　 ヽ ｀Ｙ′之＞
　 /　　,　　l、　、 ,　､ |　 ヽ　}<　　　　　　γ´￣￣｀ヽ
　 ｌ ,ｨ　{７Tハ　T寸寸 |　　}ノ　|　　　　　. ｌ　はあ？
　 |ハ .ﾊ（ ●）　（●） / / ,/ﾚ′　　　　　 ヽ、＿＿_ノ
　　'/(|.ﾊ 　 　ヽ 　 　 「)'/|/
.　 　 　 ヽ､ 　―　_,.ィT/　　　　　　　会社側の善意、お情けで「雇ってもらっている」。
　　　　　 　 r-l 　 l= ､i
　　　　 r‐'　 `ヽ、 l　つ　　　　　　　また、
　　　　 'v――-､¨ r'' ヽ
　　　　/　　　　　l　l　i .l　　　　　　お客様の善意、お情けで「買っていただいている」。
　　　　i　　　/　　　.!　l ヽ
　　　 /　　　i 　　 　　l ／　　　　　そういう空気？



　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ー ､　}V　 _
　　　　　　　　　　　　　 　 ｀ー--≧ 　 V　ﾚ´{　　　　　本来、雇用主と労働者は対等だし、
　　　　　　　　　　　　　　_,フ'　　　　　　　　　__｀ヽ.
　　　　　　　　　　　 _ 　-‐≦＝=､､_, -､　　　＼｀ヽ　　　お店と購入者は対等だ。
　　　　　　　　､__-'´　　　　　｀丶. ｀ヽ.､ }　 　 　｀フ
　　　　　　 　 ／　　,ｲ　.／{　　 　Y　｀| |　　 　 ｀ヽ　　　
　　　　　　　 フ 　 /ﾝ／__｀ﾄ、,i 　 l　　}人{ヽ.　＼ヾ　　　　でも、それは成立していない。
　 　 　 　 　 ￣乂,●）　(● ）ﾘ| 　/　 ﾘ:|　　ﾉ　ヽ._
　　　　　　　　　 ,'ヽ　　 　 　 　 ﾉ／~）.ｨ.|:|　　　{´￣
　　　　　　　　　ﾊ. ヘ　 　 　 ､,.ィ.1:ﾚ'/　,ｲ 人　　　　　　　「善意」と「情け」の概念が
　 　 　 　 　 　 　 ヽ.__ ..､ 　 　 {ﾐ::|ｨ|:|´　/.ﾉ'
　　　　　　　　　　　　 　 YYYYY乂 L!从　　　　　　　　　　かならず出てくる。
　　　　　　　　　　　　　／ヽ-シ´::::｀ヽ.
　　　　　　　　　　　 ,.:':::::::::￣::::::::::::::::::ヽ.
　　 　 　 　 　 　 　 i:::::::::／{::::::::::V:::::::::::::'.
　　　　　 　 　 　 　 l:::y/== V::::::::ヽ::::::::::::l
　　　　　　　　 　 　 |:{;': : : : :.＼::::::::l:::::::::::|
　　　　　　　　　　　 l:ヽ: : :ヽ: : :.＼:::l :::::::::!


　　　　　　 　 　 　 ＿_　　　 ＿_
　　　　　　　　　 　 ＼　ヽ／ ∠_
　　　　　　　　　 ＜⌒＼　／ヘ　≧　　　　　「キミの○○の能力が必要だ」
.　　　 　 　 -=ﾆ¨ 匸＞=＜二}､｀ー 、
　　　　　　　　＞'"´￣￣｀＼ ＼＼ 　＞　　　「対価は払うので働いてはくれまいか？」
.　　　　 　 ／　　　　　　　 　 ヽ. ヽ}i ﾊ
　　 　 　 /,　 / /_|　　 ＼__ヽ.　 ﾊ!　 }|
　 　 　 ,ｲ/　 |:/|:∧　:|＼{＼ ! }　i|　 i|!　　　って言われたら使命感とか達成感とか、
　　　　ﾉ八　.{　---＼l ---　|厶ノ　 八
　　　 　 　 ＼| （●）　 （●）.ﾉr'｝!　/　　　　　違ってくるんじゃないかな？
　 　 　 　 　 人''　　__　　 '' ィT´!∨
　　　　　　　 　 ｀　ｧ┬=≦:ﾉj |! |　　　　　　　たとえバイトだとしてもさ。
　　　　　　　　 　 〈ｘく矢¨¨ヽ|ﾉL!
　　　　　　　　　　/Ｙ￣￣Ｙ´|
　　　　　　　　　 ,′}　 ...::::|　|
　　　　　　　 　 /　ﾉ　　　::| │
　　 　 　 　 　 /／　　.::::::::| │

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣:::::::::｀ヽ　　　　まー。現状では、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//::::://!::::::::::::::::::lﾊ　　　「お前みたいな能力はゴロゴロいる」
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i:|::::::_LL!＿__!ii::::::l::i
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /:::l::::::!●) 　(●`!_::|:i　　　「お前をお情けで雇ってやる」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::i:::i　 　 ' 　　 ,'::｀::|
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:::::::::;i::!,ﾞ:..､_ ^　.イ::::j::::i　　　って感じですものね。
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:／￣.|::!　ヽv/´ 〉ヽ/:::::::.
　　　　　 　 　 　 　 　 　 _,-'"´ヽ　! .!::|V　У　/ 　|.ヽ:::ﾊ　　　　　　γ´￣｀ヽ
　　　　　　　 　 　_,.. -＜_　　　　ﾞ:..| |::| .ﾔ/　 / 　 !/　V:ハ　　　　　 ｌ　そう
〈＼　　　_,.. -‐ '"　　　　 ｀　‐-､_ ﾞ.!|::|,／　 ,/!　　|' ,／ ヾ､!　　　　　 ヽ、＿_ノ
　＼｀ヽ.|　　　　　　　　　　　　 ,.ｨ≦::|ｲ｀ﾞ＝'-ｪ､._j／ ＿＿_＼
　 ｀ヽ-‐|　　　　　　_,.　　 ,..:ｨ´::::! /:/ ￣￣￣￣.〉.＼　　　　　＼
　　　　　ゝ　　_,.-‐"　　　 ,/:::;::::j/'"　　　　　　　!:::ﾞﾄ､｀ヽ､　　　　＼
　　　　 く ヽイ　　　　　 ／::,ｲ/"ﾄ､.__　　　　　　,!::::::|, ヽ､_ ｀ヽ　　　 ｀ﾒ__,　-‐ｧ
　　　　　ヽ　　　　　 _,./:／//ﾞヽ､/_　￣｀ﾞ¨¨¨´ﾔ::::/ 　 　 ｀ｰ､.　　,..ｲ.＿　っ
　　　　　　｀ｰ‐ ' "´ ﾚ'" 　 /　 /　　￣｀ﾞ¨¨¨¨´ｲ:/　　　　　　 ,.ｨ'"


　　　　　　　　　　　　　＿_　　　 ＿_
　　　　　　　　　　　　　＼　ヽ／ ∠_
　　　　　 　 　 　 　 ＜⌒＼　／ヘ
　　　　　　　　 -=ﾆ¨ 匸＞=＜二＼　　　　だもんだから「コミュニケーション能力の高い人」
　 　 　 　 　 　 　 ＞'"´￣￣｀＼ ー≧＿_
　　　　　 　 　 ／　　　　　　 　 　 ￣ ７ ＜　　が、一番の募集要項になるわけだ。
　　　　　　　 /,　 / /_|　　 ＼__ヽ ｀Ｙ′之＞
.　　　 　 　 ｲ/　 |:/|:∧　:|＼{＼ ! }　ヽ　}<　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　 　 　 　 ﾉ八　.{　---＼l ---　||　　}ノ　|　　　　.. ｌ　いたしかたなしですかねー
.　　　　　　 　 ＼| （三）　 （三）.ﾉr'／　　　　.　　　 ヽ、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ノ
.　　　　 　 　 　 人''　　__　　 u ィT´
　　　　　　　　　　　｀　ｧ┬=≦:ﾉj ∨
　　　　 　 　 　 　 　 〈ｘく矢¨¨ヽ|__八


　　　　　 ,. 　-‐――-　 ､
　　 　 ／::::;:::´:::::::::::::::::::::::::＼
　 　 /:::::::/:::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　……ん？　
　　 ′..:/ .::::::::/|:::::::::::ﾄ、::ｉ::|::|::::',
　　|::::::::l::::l:::::/:::|:|:::::::::|::|:::|::|::|:::::|　　　　では、今回は
　　|::::::::l::::l::/ﾆ'l」:::::::::|_|ﾆl::::|/:::|′
　　l:::/＾l::::|' ! ● ,￣￣●ﾟﾊ| l:::|　　　　　雇用主と労働者は対等だーとか、
　　|::ゝ､!:::|　｀　´ 　 　 ｀´　{ ﾊ_|
　　|::::::::|:::ト　　＿ _‐ __ ,..ｲ::|　　　　　　　能力とはー。とか。
　　|::ｉ::|::!::|:::::/ヽ､ ﾔ､:::::/:/:::i
　　|:::::::|:::|／＼　ヽj ./￣￣￣ 7
　　|:::::::!::l:!ヽ､　ヽ. ,'/　　　　　/　　　　　そんな話？
　　|:::::l::::|:!　　ﾞ.　 /__ 　　 　 /
　　|::::|:::|::|　　,.ｨ'´| ./　　　ｒ〈､　　　　　　 γ´￣￣｀ヽ
　　|::/:::|:::! ／　　|"‐―:ｒ-ﾊ_ﾊ　　　　　　 ｌ　いんや
　　ﾚ'::/:::j 　､..__ j ‐:─‐ﾍﾞ||/ |　　　　　.　ヽ、＿＿_ノ
　 /イ::/:/　　　 /ｰ ──|ﾊ　 |
　　 ,ﾚ|/ |　　　,'| 　 　 　 | .V l
　　　　　ﾞ.　 ／ |　　 　 　|　∨
　　　　　 `´

　　　　　　　　　　　　 ＿　 　_,
　　　　　　　　　　＿__,＞ Ｙ´'ー-､　　　　　日本の雇用体系が善意と情けなのは、
　　　　　　　　　＿>ｚ二_　＿__`ー≧＿_
　　　　　　　　　＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜　　　　もう致し方ない。
　　　　　　　 ／　　　　　　　 ヽ ｀Ｙ′之＞
.　　　　　　 /　 ,　　l、　、 ,　､ |　 ヽ　}<　　　　　「あきらめて受け入れろ」
　　　　　　 ｌ ,ｨ {７Tハ　T寸寸 |　　}ノ　)
　　　　　　 |ハ | （●) 　(●）/ / ,/ﾚ′　　　　　　　　γ´￣￣｀ヽ
　　　　　　　　 `| 　　ヽ 　　　「)'/|/　　　　　　　　　　 ｌ　わーお
　　　　　　　　　ヽ､_ 　‐- 　_,.ィT/　　　　　　　　　　　 ヽ、＿＿_ノ
　　　　　　　　　　 l 7Eニ::ィ::/ /:::ー...､∩
　　　　　　　　　　/　　 　 ヽﾚ:::::::::::::::::::| |- ／}､　　　　ただ、こういうことは
　　　　　　 　 　 /　　　　　 `、;;;..-.,,_ 丿},ノ / ﾉ
　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　 ｌ:::/⊂ﾆ　　'" 　ニ⊃　　　漠然と違和感を持つよりも、
　　　　　　　　/　　　　　　　 ノ′　　 `' ='''"´
　　　　 　 　 /　　　　　　 　 {　　　　　　　　　　　　　　　正体が分かった方がストレスないよ。



　　　　　　＿＿≧ー＼ソ＜＿
　　　　　　 ＞　　　 ｘ=ｭ-──´─ -　_　　　　　　　そして、
　　　 ＿≦　　 ,ｭ彡"´　　　　　　　　 　 ｀丶
　　　　｀フ　　 ／／　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　善意と情けは相手にみじめさを強いる事。
　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ
　　　⌒ク八:′ ,/　 ,/　　　　　　|　　 　 　 ｀　 　 '　　　
　　　　　/　:i 　 ′　′:｜ |　|!:i| |　| 　 ！ 　!　　　:　　　　与える側も受ける側も、
　 　 　 / 　 |　 |　 　| 　 |:.｜:||八|　|! |i: |! :| :|!　 　 |
　　　　 }　　　　|　 　ﾚﾊ土士八　ｊノﾙj!i土士ﾙ　　 !|　　　　みじめを強いてる、強いられてる事を
　　　　 jﾘ 　 　 ||! i| |r‐rテi〒　　　　‐rテi〒r|: 　 八
　　　　　|!　 　 从八|　弋.(ソ　　　 　 弋(ソ．.:　,/　　　　　　自覚するといい。
　　　　　八:i| 　ｆ 　 ｉ|　､､､　　　　　 .　 　 ､､ |i|/
　　　　　　　}:　|!　 八　　 　 　 　 　 　 　 　 八
　　　　　　　レ个ｰf }|丶　　　　　　_　　　 . '
　　 　 　 　 ／￣￣￣｀¬ｰ- ､.._´　 　 イ-――- ､　　　　　なんでもかんでも善意や情けが
.　　　 　 　 }=‐-＿＿_　　　　　　　￣ｰ=三三三三ﾐ､
　 　 　 　 /三三三三三≧=-＿_　　　　　￣ｰ=三三!　　　　良いというわけではないのだ。
　　　　　/-=ﾆ三三三三三三三三≧-＿_　　　　 ￣`＼
　　　 ／ｰ-_､　 ￣‐=三三三三三三三三三三三ニ＝-ヽ
　　／=‐＿＿＞､_　 　 ￣ｰ＝三三三三三三三三三三ミ､
.　 i／￣　　　　　 ￣ｰ- ＿　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣＿_ }

　　　　　　 　 　 　 ,...::::::‐-‐:..､_
　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::`ヽ
　　　　　　　　/:::::,:::::::::::､::::::::i､:::::::､ヽ　　　　　　善意を受けるのが当たり前、
　　　　　　　 '::::::::l::::::::::::::i:::::::::|:::::::::ﾞ!､ﾞ.
　　　　　　　l:::::::::|:::::::::::::::|ﾞ::_:_:j|::::::::ヾi:ﾞ.　　　　　情けをかけてもらうのが当たり前。
　　　　　 　 |:i:::::::|!:::::_-‐'"i/r,‐i|::::::::::ll:::|
　　 　 　 　 |::|:::::::|ﾒ'､_丶　' ゞ彳:,イ:::::|::|
　　　　　　　|::|::‐.Yi（<,ﾒ　　　　　　j!:::::|:|　　　　　そう思っている人間は、
　　　　　　　|::〉:::|::｀､´　 ｀　_　　 , '!|::::::||
　　　　　　　｀ ヽｲ:::::ヽ､　　　　 .ｲ |::|:::::|:|　　　　　たしかにミジメですねぇ。
　　　　　　　　 　 |:::::::|:ﾊ｀､＝ '　　iﾞ|::::::|:ﾞ!
　　　　　　　　 ,r=.i:::::::|_　　ﾞヽ.､　 ﾞlﾞi!:::::ﾞ!::､
　　　　　　　 / i　､ﾞi::::::|｀ﾞ､　　ヽヽ､| iヽ::ヾ､　　　　　
　　　　　　　/ j　 ヽ.､::::ﾞ!　＼.　　＼| | ヽ::ヽヽ　　　　　「私の事を憐れんでください」ってのを
　　　　　 　 !　|　　 ヾ::::::ﾞ! 　 ＼　　ヽ!　`ﾄ､ヽヽ
　　　　　　 |　 |　　　 |::::::ﾞ!　　　ヽ.　.j　　 | ＼ヽﾞ.　　　　商売にするようになったら
　　　　　　 |／｀ヽ､　 |:::::::|　　　　_V'-　-ﾑ__ ヽ:ﾞ!ﾞ!
　　　　　 　 !　　　 ＼ !:::::|　 _.-‐´ﾒﾞ二＝‐-ｪ`ヽ!:iﾞ､　　　人間としておしまいなのかもしれませんね。
　　　　　　　|　　　　　ﾞ|:::::|／,-"´ﾑ-‐＝─＝‐-}::ヽ!.
　　　　　　　|　　　　　,|:::::!_,-'"´　　　　　　_　 ／ヽ:ヾ!
　　　　　 　 |　　 　 /´|::::!　　　　　 __....._ｪ<)／　　ﾞ!::ヾ､
　　　　　　　|　　 ./´　|::::!　_,..-‐ﾆ´‐'"´　 ,/　　　 ,>!:::ﾞ､
　　　　　　　ﾞ!　 /　!　 !::|,'ｨ-'"´　　　　　./　　,.-‐'　 |:/|､
　　　　　　　ハ/　 |　 |:::|.　　　　　_,.. -ﾒ´_.-'"　　　　i|./
　　　　　　 / /　　! 　 |:::|j__,ｪ.-‐'"　_/-'"　　　　　　/ |
　　　　　　j　　　 |　　　｀'i/　　 _,.-〈　　　　　　　　 ,' 　|
　　　　　　|　 　 /　　　　 j'｀フ´　　ヽ　　　　　　　 ,' 　 !
　　　　 　 |　　/ 　 　 　 /　/ﾒ､　　　ﾒ.　　　　　　./　　 !
　 　 　 　 !　 /　　　 　 /　/'ノ.ノﾞrイ　ヽ 　 　 　 /　　　 !
　　　　　 j　 /　　　　　i　　ゝ'`´　　ﾞ!　 ＼　　　/　　　　 ﾞ!
　　　　　/　j　 　 　 　 |　　　　　　　 !　　ヽ､　 '　　　　　 |
　　　　　ﾞ≧､_　　　　　ﾞ!　　　　　　　ヽ.　　 ＼　　　　　 /
　　 r-'三'　　｀`ﾞ‐-r-‐'"､　　　　　　　 ＼　　　＼　　　ハ
　　　 ｀´｀`￣｀ｰ'"⌒　　　　ヽ　　　　　　　 ヽ　　　 ｀ヽ'"　 ﾞ!


　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _＿　　　　／{　　　　　　　　……まあ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ⌒ｧ 二_ｰ:′└- ､　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,ｨ彡ィ __　 V ⌒ヽ.　 ＼　　　 お金もらえるなら、　
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ. __ 才,ィ　/厶-‐;｀‐ｒﾁ:､　‘，　ト ､　　
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｰｧ　／^{/　　"⌒ ｀ヾ}/　ﾊ　ヽ　＼　ミジメでかまわないけどね。
　　　　　　.． -―… ‐-　..　　 　 ー=彡 ′ 　 /　　　　　_ﾉハi　 ',　{　　
　　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ　　 　 / ／ ‐大　　/rｔ､　 l　　Ｙ ト廴`_フ　
　 　 /:::::〃::i::::i::::::::::i:::::ﾊ::::::::::::::.　　 /ィ　 //-ﾊ　/ -v ＼j　 ｉ |/　　７　　　
　　/::::://::Ll::::|_l::＿l::」::i|::::::::::::::i 　 { ∧　!Ｔ;:;Ｔ､ {　Ｔ;::;:Ｔi　ｨﾄぐ　i　′　　　　γ´￣￣￣｀ヽ
　　i:::::从「ＴoＴ　 　ＴoＴｉ|::::::::i:::::|　　ヽハ {,, ｰ 　＼　ー,,/ ィﾉ ノ ∧{　　　　..　 ｌ　こらこら
　　|::::::::::},, ｰ　　　　ー,, |::::::/: : |　　　八「`　 (__, 　 , 　厶ク_夭　{　ヾ　　　　　 ヽ、＿＿_ノ　
　　レ1::〈 　 　 ′　 u　 i／:l:::::::|　　　　 ヽ＞　 _￣__ .．ィ7 ト＞ﾐｘ
　　　 |:::::ｊ＞　 _＾_＿ .．ｲ::::::l:::::::|　　　　　　　／L____/ ∧ `ヘ〉　 　 `
　　　 |:::::川　　∨/　　｀l:::::::l:::::::|　　　　　　/:::√⌒⌒く::::ヽ



::::::::::::::::::|　|＜,__＿
::::::::::::::::::|　|_二ｚ<＿　　　
::::::::::::::::::|　|~｀'┴＜　　　　　ただ、本当に大変ならば善意や情けにすがるのは
::::::::::::::::::|　|　　　　　＼　　　　
::::::::::::::::::|　|.　 ,.l　　, 　ﾞｉ　　　全然悪い事じゃないから遠慮はするな。
::::::::::::::::::|　|T　ハT７} ｨ,ｌ
::::::::::::::::::|　|）　 （●）|ハ|　　　
::::::::::::::::::|　|　 ' 　 '''.ﾉ川　　　与える側は相手をミジメにさせていることを忘れるな。
::::::::::::::::::|　|　- _, イ ｌﾚ゛
::::::::::::::::::|　|Y7´! ,.イ⌒ヽ　　　与えられない人は嫉妬するな。ミジメを避けれたのだから。
::::::::::::::::::L,.!､!　!_/　 　　 〉　　　　
:::::::::::::::::と_　ヽ.,ﾑゝ-=､ン　ｿｯ
::::::::::::::::::k,_ 　 i　/^'^'7
::::::::::::::::::|　i＼ ｀ヽ　/!
::::::::::::::::::|　|　_ヽ､_ノ　〉
::::::::::::::::::|　|ヽ､　　／.::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それではまた。




．ノ（どっとはらい）

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姫路鹿之助　2018年3月31日